自分で火を起こそう! 簡単・便利な 着火剤の使い方。

バーベキューをしようと思ったけれど、なかなか火をおこせずちょっと恥をかいた。そんな経験、ありませんか?案外難しいのが火おこしです。スマートに火を起こしてみたいですね!初めての方でもOK.火おこしのお話です!
とにかく、簡単確実! 難しく考える必要はありません。
火おこしは、簡単そうで案外難しいものです、いろいろテクニックを身に着けておくと便利なのは言うまでもありませんが、そこはやはり今時で行きましょう。
ポケットから、小さなツールを取り出してスマートに火を起こせれば結構目立つ!
先ずは、何を使うか、道具、材料の代表的なものを上げてみます。
イグニション・ツール( ファイヤースターター )

マグネシウムの塊できた金属棒を、ストライカーと呼ばれる専用のナイフみたいな金属片で削るようにしてマグネシウムを粉末状にすることで火花を出します。燃えやすいもの近くで、ストライカーやナイフの背面でマグネシウムの金属棒をこするようにすると火花が起きるので火種になる物の近くで火が付くまで何度もスライドさせ、まず火種を作ります。
コツとしては、マグネシウム棒をストライカーでゆっくりガリガリと削り、紙の上などに粉末をためておきます、この時注意するのは、火花を出さないようゆっくり棒を削ります。その後マグネシウム粉末の塊めがけて、ストライカーを素早くこすり火花を発生させてマグネシウム粉末に点火します。
火種としては燃えやすいもので、ティッシュペーパー、良く渇いた枯れ葉などを使います。 そうして小さな種火を作った後、火元の材料となる物に火を移します。こうしてできた火元を、木材や炭の点火に使います。
まあ、100円ライターを2~3個、荷物に入れておけば事足りますが、さりげな~くこういうものを使ってみるのも一興かと・・。
チャコール

ホームセンターによくある、一番お手頃な着火剤と炭の一体物。一回経験して覚えれば、誰でもマッチ一本でバーベキューができますよ。 これ以外はなくてもいいというくらいです。ほんと!
炭(箱売りで、とにかく安い)

バーベキュー用の炭として安価なものですが、ただの炭なので安定した火にするには タネ火材料と経験が必要です。大抵の人は、これで失敗しますよ。
アルコール着火剤

薪や炭に点火するためのアルコール系の着火剤ですが、これだけでいきなり薪や炭に点火するのは難しいです。上の写真のように炭にぶっかけて火をつけても、簡単には着火しません。やはり種火用の材料が必要です。
オイルライター&オイル

ジェルタイプの着火剤と同じように使えるので便利です。
使い方の注意
チャコールの場合
- 3つくらいに割ってコンロにおきます。どれか一つの塊に点火します。
- マッチでも100円ライターでもいいですが、角2か所くらいに火をつけ燃えてきたらコンロに入れ、その火を使い残りのチャコールも順次点火していきます。 はじめのうちは、勢いよく炎が立ちますのでそのままにしておき、炎が収まってから金網を置きます。 これはほんとに簡単です。
- ファイアスターターで点火したいときは、初めに書いた使い方を参照してください。( ファイアスターター で直接チャコールへの点火は無理です)
- チャコールを追加したいときは、出来れば別の場所で点火し、火が安定してからコンロに移す方が、せっかくのバーベキューが煙と炎ですすけてしまうのを防止できます。
- 普通の炭を追加したいときは一度にたくさん入れず、2~3個づつちりばめるように置きましょう。
ジェル系着火剤 と 炭 の場合
ジェル系の着火剤を使用して炭をおこす場合は、炭にいくらぶっかけても炭をいこすのは難しいので、木切れなどを持参しておく必要があります。
着火剤で木切れに火をつけ、火が大きくなったら、炭で囲い ”いこす” という順序になりますので、チャコール使用と比べると若干時間がかかります。
順調にいっても、10分や20分 そこいらは掛かりますよ。(チャコールの便利さがよくわかる)
アルコール系の着火剤に共通することですが、火が消えそうだという事で燃えているところににこの着火剤を直接注入するのは非常に危険です。
注入中に手元にまで引火することがあります。
それにアルコール系の着火剤の炎は色が薄く見えにくいので、引火したことに気づかずそのまま衣類に燃え移ることがありますので、必ず可燃物(紙や木)などを使って着火剤の追加をしましょう。 手指に付着しないよう注意が必要です。
ひと言
それからついでに・・・。これを言ったら身も蓋もないのですが、カセットガス缶にバーナー用ノズルをつけて使うと超簡単、子どもでもできます。


この小型のバーナーは非常時にも役に立つので、一つは持っておきたいものです。
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