緊急時の電源、発電機はどれくらい役に立つのか!

ここ数年の、災害(大型台風や地震)によるライフラインの寸断は今や他人ごとではない。
現代の私たちには、電気は必需品・・そうわかってはいても 備えに関しては 現実の行動が今一つ伴っていないことが多々あります。
ポータブル電源の便利さは別記事で紹介済みですが、私の場合は仕事にも使えるものが必要なので エンジン式発電機も1台所有しています。
ナカトミ XG-SF2000 なぜか、アマゾンではあまり良いレビューはありませんが・・・。

排気管は右側面にあり、水平方向に排気されます。
予備プラグ、プラグレンチ、12V専用ケーブルなど付属しています。

商品仕様 | 27.5 Kg 梱包サイズ 29 x 54.5 x 50 cm 27.5 Kg 発電機(インバータ)仕様 (交流):50Hz/60Hz(切替式)、出力=2kVA、電圧100V、電流20A アース付き3Pプラグが使用可能 (直流):電圧=12V、電流=8.3A (専用ケーブルが付属している。) エンジン形式:空冷4サイクルガソリンエンジン 排気量:125ml 出力:3.2kW(4.2PS) 無鉛ガソリン:(燃料タンク容量 6.5L(レベルゲージ位置) エンジンオイル量:450mL 点火プラグ:NGK CR7HSA 始動方式:リコイルスターター 騒音:65db |

定格が 20A ありますので、たいていの電化製品には使用できますが、AC出力は 100V のみですので 200V 仕様の機器に使用しないよう注意です。
100V と200V の両出力タイプの発電機もありますので、いろいろ見てみるのも面白いと思います。
私の場合、家庭用の小型溶接機にもこの発電機を使っています。
エンジン発電機の場合一番の問題は、65db という騒音です。 昼間の使用であればあまり気になりませんが、夜間はさすがにまずいですね。
エンジン式刈り払い機くらいですから、そのままでは近所迷惑になってしまいます。
右側面に排気管がありますので、別途自作の消音機のようなものを接続してやるとマシにはなりますが、通風性のある箱に入れる等工夫が必要でしょう。
むかし、オートキャンプ場でポータブル発電機を使っている方に遭遇したことがありますが、周囲に迷惑が掛かっているという認識が無さすぎでした。
近いうちに、実験してみたいと思います。いい結果が出たら、記事にアップしてみますね。


交流出力については、インバータータイプのものと そうでないものがあります。
パソコンやモバイル等の電子機器の充電に使用したいのであれば 価格は少し上がりますが、インバータータイプをお勧めします。
インバーター発電機のインバーターって なに ?
普通の発電機は、発電機単体をエンジンで定速回転させて決められたサイクル(50Hzまたは60Hz)の交流を作ります。
その為、常にエンジンは一定回転数。
消費電流の変化などにより発電機にかかる負荷が変動すると、回転数が下がり周波数にばらつきが出たりすることがあります。
コンピューターなど、電圧や周波数の変動に対しては敏感な電子機器は故障や不調の原因となる場合があります。
一方、インバータ式は、 周波数・電圧変動を安定させるため機器に優しいのです。
交流から、一度直流にしたものを、もう一度交流にするので 電圧や周波数 が安定しています。(^^)v
電気の使用量が大きくなると、自動的にエンジンの回転数を上げ、逆に電気を使っていない時は自動的にエンジンの回転数を下げて発電機の燃料を節約することもできるのです!
まとめ
一般的な用途として、夜間照明と最小限の電気機器・・冷蔵庫も止まってほしくない。我が家のように介護機器がある場合など、やはり 電気は自分で確保できると助かります。ポータブル電源程の必需品ではないけれど、あると助かる道具でした。
総じて、日本のメーカーの物は割と静かで耐久性もありますのでお勧めですが、MADE IN CHINA の中でも良いものもありますので、レビューをよく見て購入する事をお勧めします。
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