電磁波過敏症を考える!第3弾

電磁波過敏症を考える!第3弾

電磁波が人体に与える影響は?    報道されない電磁波被害の実態

電磁波過敏症は電磁波に対し過敏な反応を示し、身の回りにある微弱な電磁波を浴びただけ頭痛や吐き気を感じてしまう人々の症状をいいます。

現在、静かに議論されている「電磁波が人体に及ぼす影響」について、客観的に考えてみたいと思います。

海外での事例や日本国内での報告など、色眼鏡なしで調べてみました。悪影響があるのかないのかの結論付けは大変むつかしい話なので情報を集め、とりあえず判断はあなた次第ということで読み進めていただけたらと思います。

電磁波過敏症 ってなんだろう。

皮膚に吸収されるマイクロ波の影響は?

これは、アメリカの医学者ウィリアム・レイ博士によって命名され、電磁波 過敏症の患者の特徴は、まずはじめに目や皮膚・神経に症状が現れます。

次に呼吸困難や動悸、めまいや吐き気などの症状が現れます。また、疲
労感やうつを伴う頭痛や短期的な記憶喪失、手足のしびれやまひが起こってくる人もいるそうです。

その他、目が見にくい、痛い、うずく、皮膚が乾燥する、鼻づまり、鼻水、粘膜の乾燥、頭痛や記憶喪失やうつ症状、異常な疲れ、集中力の欠如、呼吸困難、動悸などの症状が確認されています。

電磁波過敏症(でんじはかびんしょう )または電磁場に起因する特発性環境不耐症(でんじばにきいんするとくはつせいかんきょうふたいしょう )とは、「ある程度の電磁波(=電磁場)に曝露されると、身体にさまざまな不調が現れる」「電磁場に曝されることによって健康を害する」概念の申告症状とされる。 『ウィキペディア(Wikipedia)』

電磁波過敏症の原因については、まだはっきりとは分かりませんが、電磁波によるカルシウムイオン流出や脳中心部の松果体(しょうかたい)からの分泌ホルモンの抑制で、免疫機能の低下でアレルギー状態になりやすいことが原因ではないかと考えられています。

電磁波過敏症の人々は、電車にも乗れず日常生活に支障をきたしているそうで、日本でもかなりの電磁波過敏症と思われる人たちの症例報告があります。

過敏症というといかにも本人が悪いような印象を与えますが化学物質でも電磁波でも身体にとって良くないものを感知して避けようとする作用と考えれば、症状が無い人のことをむしろ「鈍感症」と呼ぶべきだという意見もあるようです。

WHOの見解

世界保健機関(WHO)は2005年の研究報告「ファクトシートNo.296」にて、諸々の症例報告はあるが、「医学的診断基準は未だなく、二重盲検により実施された研究から、それぞれの症状が電磁界曝露と相関がないとし、臨床的には電磁波の低減を行うのではなく、心理的要因や人間工学的要因について対応すべき」としている。

また、WHOは各国政府に対し、その件について明確な声明を出すことを求めている。

電磁波のリスク

電磁波のリスクを訴える研究者の意見としては、電磁波を浴びると確実に現れ、その発生源から離れると確実に消えていく症状がある。かなり個人差はあるようだが・・・。

2006年熊本地裁での原告側証人の証言内容として、

「急性の健康障害は生じないが、きわめて低いレベルの電磁場でも、特定の波長に長時間にわたって繰り返し被ばくすることによって多臓器における過敏症を獲得し様々な自覚症状を呈する病態」 とある。

さらに、「きわめて低いレベルの電磁場の暴露でも、電磁波過敏症は発症する。すなわち、閾値はなくいかなる電磁波にもリスクはある。」とのことだ。

電磁波過敏症という病名の名づけ親ともいえる、EHC-D(米ダラス環境医学治療センターのことで、世界で最も進んだ電磁波過敏症の治療施設)の設立者「ウィリアム・J・レイ博士は、それまでは主に化学物質過敏症の人たちを見てきたが、1980年に電磁波に過敏に反応するという患者を診察したのがきっかけとなりこの賞れについての研究が具体化するようになった。

初期症状に現れる要素

初期症状として、次のような「兆候を挙げている。

  • 顔に変なほてりを感じ、赤みや炎症が発生する。
  • 携帯電話を耳に当てると耳の周辺が熱い。
  • 頭痛z8頭鳴・耳鳴り)、めまいや軽い吐き気がある。
  • 集中力が欠け、一時的に記憶力や方向感覚がなくなる。
  • 顔や体に、チクチク感やかゆみ刺すような痛みを感じる。
  • 目が乾く。
  • 風邪の引き始めのような感覚がある。
  • 喉・鼻・耳の粘膜がはれる。
  • 疲れやすく、疲れが抜けにくい。
  • 呼吸困難や動悸がする。
  • 筋肉や関節が痛む。

 

電磁波過敏症になる人とならない人

では、なぜこのような症状が発生するのだろうか。

それは次のように解釈されています。

「その人の持つトータルボディロード(総身体負荷量)」を超えたストレスが体に注がれることで発症するとのことです。

通常、体に様々なストレスが注ぎ込まれても、体は自分の解毒機能や自律神経、免疫機能などをフル回転させて病気を防ごうとします。(恒常性を維持しようとすることです。)

それにより、ストレスを排除(排泄)したり適応・順化するわけです。

この能力を超えたストレスが身体に注がれると、一種のアレルギー反応が起こり発症となるということです。

これは、よく知られている金属や化学物質などのいろいろなアレルギー反応と同じことで、個人差もかなりあるようです。

日本での症例報告について

現在までに、国内で最初の電磁波過敏症の報告例は、2007年1月「微量化学物質によるシックハウス症候群の病態解明・診断、治療対策に関する研究」分担研究報告書の中でした。ここに、いくつかの症例が報告されています。

この報告のもとになった研究は、2005年度厚生労働科学研究費補助金(健康科学総合研究事業)の一つで、北里研究所病院臨床環境医学センター)のI氏をはじめとする5人の医師たちでした。

2005年当時の医学界の現状について、「わが国では、この問題には多くの医師が無関心を装い、興味があっても公の場で症状を提示して議論する機会はほとんど皆無の状態である。」と述べています。

・京都:宇治武田病院にて、医師による「携帯電話の電磁波が、アトピー性湿疹・皮膚炎症候群(AEDS)の患者の皮膚のアレルギー反応を増加させる。」ことを実験で明らかにした。(詳細は割愛)

海外事情について

・ドイツ:2005年7月、数人の医師よりある報告書が当時の連邦首相あてに提出された。 内容は、「パルス化されたマイクロ波による健康への悪影響が明らかになった」というもの。

彼ら数人の医師たちは、オーバーフランケンで、家庭において長期間に渡って放射線に被ばくしている356人に対し、「パルス状のマイクロ波は、特有な症状が複合しているような新しい病気を引き起こす。」

様々な症状と電磁波密度との関係も調べ次のようなデーターを示している。

電力密度が「0.001μW(マイクロワット)/㎠ で、約30%の人が発症する。さらに電力密度が上がれば、95%が発症するだろう・・・と提言している。

・アメリカ:建築交通バリア・コンプライアンス委員会は、アメリカ障碍者法に基づき電磁波過敏症を「障害」として認めている。 また、屋内環境品質(IEQ)を改善する研究報告における「屋内環境品質」にて、「商業ビルと公的ビルに、科学物質や電磁波の無い(クリーンエアルーム)を設けるよう勧告している。

・イギリス:2005年9月、電磁波過敏症を身体的な障害の一つと認め、その大きな原因の一つに基地局からの電磁波がある。」として、基地局の建設許可の全国的な見直しに着手している。

・フランス:2009年7月、NPO団体「next-up・org」によってウール県ドロームに「電磁波過敏症発症者のための避難所」が開設された。

スウェーデン: 電磁波過敏症は「障害の一つ」として認められており、被ばくを最小限にするために電磁波発生源を地図に落とし2005年からホームページで公開している。 スウェーデンルンド大学の神経外科医の報告では、GSM(欧州移動電話)から放射される極めて微量な電磁波は、「ラットの脳に損傷をもたらす」ことを明らかにしました。

実験内容は、12~26週齢(人間の10代)のラットに、デジタルマイクロ波(915MHz)を2時間放射し、50日後に脳の検査を行った。

ラットは8匹づつに分けられ、それぞれにSAR値(人体に吸収される電磁波のエネルギー量)「0.002w/Kg」「0.02 w/Kg 」「0.2 w/Kg 」の強度の電磁波が放射された。

「0.002w/Kg」:放射1回で神経細胞に損傷がみられ、BBB(血液脳関門)からたんぱく質の一種であるアルブミンの漏出が8週間も続いたといいます。

「0.02 w/Kg 」「0.2 w/Kg 」 強度の電磁波にさらされたラットでは、かなり多くの「脳細胞の死」が確認された。

人間に例えるなら、かなりの確率でアルツハイマー認知症を発症する可能性が否定できないということだそうです。

ちなみに、「ICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)」が推奨している暴露基準値の上限は、 2w/Kg となっている。かなり緩いとみるのか。

 

欧州7か国で共同研究され、2004年12月に発表された「reflex研究(電磁波が体細胞と動物細胞に与える影響)」の報告によると、 「典型的な携帯電話の電磁波にさらされた細胞で、1本鎖DNAと2本鎖DNAの破損が大幅に増加した。」「この破損は必ずしも細胞で修復されるわけではない。」としています。また、「その後の世代細胞にも損傷は残る・・つまり変異は遺伝することが分かったとのことです。

この研究で使われたSAR値は、0.3~2.0 w/Kg で、ほとんどの形態のSAR値は0.5~1.0 w/Kg です。

これらの事をどう見てどう解釈するかは個人の判断となるのでしょうか。

昨今では、携帯の電波状況改善のためと第5世代通信(5G)普及のため、アンテナ基地局の増設がかなり進んでいます。

都市部では、マンションの屋上にアンテナが配置されており、電磁放射の密度は上がる一方です。どのような影響があるのかないのか、ただ何となく「大丈夫だろう」でよいのでしょうか。

過去の公害訴訟でも、当時は頑なに国や企業は責任を認めず、被害者の長年の苦労・継続活動の末ようやく一部又は全部が認められる・・、そうなって初めて一般的にそのような悲劇があったことが認知されるわけですね、それが今の日本の現状です。

最新のデジタル通信やネットワークの恩恵を私も享受していますが、だから見て見ぬふりをするより真実を知りたいと思う方はたくさんいると思います。

これからさらに、電磁波の影響について考えていきたいと思います。

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