キャンプは夏だけじゃない!オールシーズン、緊急時にも役立つ、寝袋。冬の夜空と焚火に癒される。

アウトドア

寒さから身を守り済んだ夜空を楽しむ、雪遊びや焚き火を囲んで静かな会話のひと時など、その季節ならではの楽しみ方を考えるオールシーズンキャンプ。いろいろなハプニングが起こったりしても、そんな非日常経験を積むことでキャンプがもっと楽しくなります。

夏のレジャーと言えば、何といってもキャンプを連想する方が多いと思いますがどうも最近は季節を問わず一人又は少人数でキャンプを楽しむ人たちが増えてきたようです。

確かに、冬の空も空気が澄んでいてきれいですし、寒い中で焚火を囲みながら暖かいものをいただきちょっと一杯というのもなかなかのものです。

都会では見られない満天の星

そこで、行ってから後悔しないように最低限必要なものを挙げてみました。

特に、冬キャンプを考えているという方は、準備を怠らないようにしてください。

昔は、冬物の防寒具やら毛布だの防音シートだのと結構荷物が膨らんでしまいましたが、最近は寒さ対策用のキャンプ用品が充実していてそれでいて荷物もあまりかさばらないので、ほんとに快適になりましたね。

40年ほど前家族でキャンプを始めた頃は、今ほど厳しくなく、直火で焚火OKでしたから、米は昔ながらの飯盒で炊いていましたし、みそ汁・カレーが定番、夕方からバーベキューパーティーとワンパターンでしたが、現在・・おしゃれですね~!大体食事の内容が違う。

今は、大きくなった子どもたちがいろいろな料理をしてくれます。

開拓中の山での冬キャンプ

3十数年たっても今だに使える飯盒です。(トンカチでたたいて形を整えながら問題なく使えます。)

 

キャンプは、夏だけじゃない。冬キャンプもいいもんだ。

夏場とは違う趣のある冬キャンプですが、何と言っても寒さ対策です、 甘く見てはいけません。

現実、事故も起こっていますね・・残念です。

何が必要か、しっかりと確認しましょう。

 

最低限必要な物

  • テントとグランドシート
  • 保温用マット
  • 寝袋(シュラフ)・防寒具
  • ストーブ・カイロ・ランタン
  • 焚き火、焚火台
  • 食事・食器(飯ごう炊さん)
  • モバイルバッテリー又はポータブル電源
  • タオル・バスタオル
  • 簡易医療セット

 

夏以外のキャンプでは、やはり防寒対策が最重要でしょう。

秋・冬はひんやりとした空気が心地よく澄んだ星空がより綺麗に見えます。冬の星座ってじっくり見た事ないもんですよ。

夏のキャンプでは蚊や夏虫に悩まされることも多いですが、秋も押した頃になるとその点も気にする必要がありません。鈴虫・コオロギの音色なら心地いいくらいです。

でも、虫が嫌だからその時期のキャンプは嫌いだ・・という方もいるでしょうね。

それから、寒い夜には火のありがたみをとても実感しますねぇ~。 暖を取ると普段では絶対に味わうことのできない趣を感じます。

友人や家族と焚火を囲んで、暖かいものをいただきながら‥私の場合は、熱燗で一杯・・が最高なんです。そんな時間はとても楽しい時間になると思います。

 

竹筒徳利で熱燗です。

 

そんな訳で、今回はオールシーズンキャンプや緊急時にも役立つ、寝袋・シュラフなど、感想も交えて紹介してみましょう。

 

先ずは、テント類

大きく分けて、ロッジタイプドームタイプがありますが、経験上ロッジタイプは荷物が多く重くなりがちです。

4~5人で手分けして運べるならいいのですが、大きなものになると支柱やパイプなどが鉄製となるため組立も慣れが必要になります。

(8人用ロッジ型テントを使っていた頃は、組み立ても片付けもかなり面倒でした。最近はかなり軽量化されてきましたね。

 

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4人用

我が家では、長年愛用しているのが、もっと大きな8人用ロッジタイプ。大人6人が手足を広げて寝られます、何せデカい 中は2部屋に分かれていました。

家族4人くらいなら、上の写真にあるサイズで十分かと思います。

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2~3人で複数のテントを使用するなら、やはりドーム型(ファイバー製の軽量支柱)のポップアップテントがよろしいかと・・。

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何故か我が家には、2~3人用の軽量なドーム型のテントが3組あります。パイプを組み立てるロッジタイプと比べると簡単便利で軽いんです。(知らないうちに、だんだん増えちゃうんです。)

 

 

グランドシートも忘れずに!  防水シートなら何でもOK!

 

マット(保温性のあるもの)

(LOGOS)ロゴス ROSYテントにぴったり保温マットXL

テントの内側に敷いて使用します。 保温効果があるので地面からの冷気を防いでくれます。

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そこそこの厚みのあるものを選びましょう、座り心地が違います。

 

 

シュラフ(寝袋)

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外は防水・内部は保温性の良い素材で、広げると敷物代わりになり ファスナーを閉じると袋になります。2個連結もできますよ。

靴下をはいたまま眠るのが嫌な方は、テントシューズ又はひざ掛け程度のものを寝袋内の足元に置いておくと冷えません。

案外あって便利なのは、収納タイプの枕です。私の場合、あると無いでは大違いでした。(空気を入れて膨らませる物なので、荷物にはなりませんね。)

大手ネットショップなどで、いろいろな種類が販売されています。 1万円程の物でも十分保温できます。販売実績やレビューをよくみて選びましょう。

 

 

テント内暖房

基本テント内での暖房使用はあまりしません。照明はバッテリー式のランタンです。

寝る前までは注意しながら使用することもありますが、荷物の小型・軽量化の為に暖房兼調理用として、カセットガス式コンロを使うときもあります。鉄板からの熱放射で結構暖かい。

イワタニ カセットコンロ アウトドア タフまるJr. ケース付き CB-ODX-JRカセット コンロ

屋外では焚火台で火を起こせますが、テント内で使用できるものもあれば便利という事です。(折り畳み式で遠赤外線効果で調理に暖房にと便利ですが、寝るときは消しておくなど注意が必要です。)

キャンプ用品などに ポータブルタイプの カセットガスストーブ などもありますが野外使用が基本です、取り扱いは慎重に・・・。 熱でテントがやられます。

(ストーブが使えるテントもあります。)

 

ランタン

LED ランタン 63灯 USB 手回し ソーラー 電池 車載充電

 

ガス灯は使用できませんので、バッテリー式のランタンになります。

事前に充電はしますが、手回し充電のできる物も多くありますね、光量重視の物から雰囲気作りに最適の ムードランタン までいろいろありますので、アマゾンや楽天で探してみるのも楽しいです。

 

 

なかなかいいムードです

乾電池の予備や充電状況の確認を忘れずに!

昔からある屋外用のガスランタンなどは、かなりの光量があり結構発熱量もあるので夜空を眺めながら暖を取るには便利です。(直視すると、目が痛いほど)

 

食事

友人や家族と寒空の下で料理を堪能することも欠かせない楽しみの一つでしょう!

 

特に寒い日は、インスタントラーメンが格別に美味しいです(卵入りで)。簡単で暖もとれ寒さ対策にも必須だと思います。

 

お手軽インスタントラーメン

 

昼食でも昔は積極的に飯ごう炊さんや焼き物が多かったんですが、最近はインスタント物が便利なのでよく使います。(最近のパックタイプのインスタント食品は、よくできてますね~! おいしいし種類も多いし、使わない手はありません。

 

コンロで熱燗もできる。

 

キャンプ専用のインスタント食品 なんてこだわる必要はありません、コンビニの食品コーナーにある 100円食品でも結構おいしいのです。

 

よくやるアルミホイルの包み焼

レトルトのちょっと火を通すだけとか熱を加えて温めるだけの加工食品や肉類は、ほんとにおいしく感じます。(こういう場所だから特に・・。)

 

火を使うときは、外で 焚火台やカセットコンロを使いましょう。

地面に焚火の後を残したり、炭や灰をまき散らすのは ” マナー違犯 ” です。 最悪、火事でも起こしたら目も当てられません。

もし地面で火を起こしたのなら、使った石や土(焚火跡)は元通りにしておきましょう。

 

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焚火台を使用、火の始末は忘れずに
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注意すべき事

テント内は火気厳禁

冬のキャンプでは薪ストーブや石油ストーブなどを使いテント内を暖めたりする人もいますが、テント内で燃焼機器を使用すると一酸化炭素中毒を引き起こす危険があります。故に厳禁です! 

(眠る前に中を温めておくくらいの使い方ですね。)

初めの方で、折りたたみのカセットコンロの話をしましたが、これは直接 が外部に出るものではないのですが十分注意して使用しています。もちろん換気も忘れずに。(一酸化炭素中毒は怖いです。)

キャンプで火気を使用する際は十分に使い方と安全に注意しまましょう。

 

カイロの使用

 案外うっかりしてしまうのが、カイロの長時間連続使用です。

長時間連続使用したり肌着等に直接貼ってそのまま寝てしまうと、低温火傷になる危険があります。

カイロは誤った方法で使うと火傷などのトラブルになり、侮ってはいけません。

特に冬のキャンプは火を使う場面が多く、その扱い方を間違えると大変な危険も伴います。

 

注意3・お酒の飲みすぎ

言わなくてもわかりますが、酔いつぶれて寒さを感じなくなると危険です。

判断力も低下してついつい羽目を外してしまわないように!

(私が一番注意していることです。( ´艸`))

 

注意4・結露対策

外気と内気に寒暖差があると発生してしまうのが結露です、テント内側に発生すると雫が滴り落ちテント内が濡れてしまい、テントの中の熱も逃がしてしまいますし、荷物も濡れてしまいます。

結露の発生を避けるために、こまめな換気、荷物・シュラフをテントの内幕から離す、タオルを炭においておくなどの対策をしましょう。

 

 

まとめ

ビデオやカメラ撮影で非日常の景色や空気感を味わうのは、心の健康にとっても大切だと思います。

日頃あまり目を向けることのなかった星空をゆっくり・じっくり眺めてみるのもいいものです。

妙に、素直になっていく自分をそこに見ることもできます。一度体験してみてはどうでしょうか・・。

しかし、せっかくの楽しい時間もトラブル一つで台無しになってしまいます。持参した道具類の使用方法には、十分に注意してオフシーズン・キャンプを楽しみましょう。

最後に、ごみは持ち帰りましょう。

 

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