ミニユンボが壊れた! セルモーターの修理

アウトドア

ヤフオクで購入した20数年前の中古のミニユンボ、山林開拓で活躍するはずだったのに!

IHIのIS-10F ミニサイズのバックホー

2021年2月、ヤフオクで格安で落札したこのミニバックホーは、まあ値段が値段なので壊れたら修理をしながらでも使えればいいかな・・・という、実に安易な気持ちで購入に至りました。

 

力不足ではありますが、ミニなので藪の中でも雑木林でもどんどん入っていけます。

しかし、運がいいというか当たりがきた・・というか、当初からなんの問題もなく順調に働いてくれてました。

3気筒のディーゼルエンジンは一発始動で回転も安定しており、ここだけの話40万円ならお得感満載と思っていました。(50万円以下の車両は、ほぼスクラップ品というのが常識的な相場らしいです。)

しかしまあ、それでも半年くらいでセルモーターがうんともすんとも言わなくなり、おーっ?  となりセルモーターのチェックです。

リレーのカチカチ音が、するようなしないような・・・・。

 

シートの後ろから中が見える

シートの後ろにあるカバーを外すといきなり排気管があり、セルモーターはその奥の下にあります。

これでは手が入らない。  仕方がないので、排気管を外します。

マグネットリレーやキースイッチ・コネクター類には、異常が見られずセルモータ本体の異常だと判断し取り外して持ち帰り修理となりました。

 

マグネットリレーは正常動作してました。

アーマチュアコイルも断線やレアショートもなく、正常でした。

見にくくてすみません。コイルの端子面もきれいです。

結局、アース側のカーボンブラシが固着・摩耗していたので交換です。

 

左が新品のカーボンブラシ

カーボンブラシの交換だけですんなり蘇りました。

新しいブラシを取り付けました。中央上です。左右の2個は12V供給側です。

セルモーターを外す時も取り付ける時もとにかく狭い。

エンジンルームは小さく手も入りにくいため、工具を充てるのがやっとという感じで苦戦を強いられましたね。

車体上からのアプローチではボルト2本の脱着しかできず、車体の下に潜っての作業がほとんどです。 ボルト固定ではなく、いっそスタッドボルトにしてくれればまだ固定しやすく、ナットでの締め付けの方がはるかに楽なのになぁ・・などと独り言を言いながらの作業でした。

この古い型のバックホーは、キーをOFFにしてもエンジンは止まらないものなんですね、知りませんでした。(当初、キーをOFFにして抜いてもエンジンが回りっぱなしだったのでエンジンストップの故障かと思いました。)

スロットルを戻し切ったところでエンジン停止となるそうでした。 (それだけ古い機体だということですなぁ。)

因みに、この時代のバックホーにはまだ安全レバーが装着されていませんです・はい。

エンジンさえ掛かっていれば、ついうっかりレバーに触れても油圧が作動してしまうんですね、気を付けなければ・・。

購入時、新品のバッテリーをつけてくれたのですが、ことの序でに大容量バッテリーに交換しました。

オイルと冷却液の点検を済ませ、作動油の確認・補充をした後は各油圧シリンダーからの漏れもなく、元気よく働いてくれました。(ユンボに感謝)

ひまわりGのユンボのトラブルは、まだまだ続くことをこの時は知る由もありませんでした・・・。( ´艸`)

 

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